事業再生の方法には、様々な方法があります。
ここでは、7つの事業再生手法を解説いたします。

1) 私的整理
2) 会社分割
3) M&A
4) 事業譲渡
5) 事業信託
6) 法的整理
7) 事業承継

法的整理については、裁判所を通じて行う手続のことであり、必ずしも再生型の手続だけでなく、清算型の手続も含めて解説しました。

これは、いくら事業を再生するとは言っても無理な場合もあります。

有利子負債を削減し、リストラを行っても赤字が続くようであれば、再生は無駄になります。

そのような場合には、破産などにより負債を全てリセットし、新たな人生を歩き始めることこそが再生と言えるでしょう。

そこで、法的手続においては、破産手続、民事再生手続、会社更生手続、特別清算手続を解説しています。

法的手続によらない事業再生の手法も解説いたします。

事業再生においては、まず法的手続によらない事業再生の方法を検討し、もっとも有効な方法で事業を再生させます。

しかし、それが無理な場合には、再生型の法的手続を検討します。全てが無理な場合に、清算型の法的手続を検討します。

したがって、事業再生を行う場合には、ここで説明する7つの方法の全てを知っておく必要があると言えるでしょう。