M&Aとは、Mergers&Acquisitions(マージャーズ&アクイジションズ)の略で、直訳すると「合併と買収」です。
その具体的な意味については後に触れますが、簡単に言うと、「ある事業を売買すること」です。
この「事業」とは、典型的には製造業を念頭に置いてある程度大雑把に説明すると、「ヒト、モノ、カネが一体となって利益を生み出すこと」を言います。
ヒト、モノ、カネはそれぞれが別々に存在しても事業になりません。
ヒトがモノを作り、そのモノからカネが生まれ、そのカネでヒトが雇われ、さらにヒトがよりカネを生み出すモノを作るというように一体となっていることを事業といいます。
このような事業を売買することをM&Aと言います。
例えば、ある会社の建物と土地を買い取って、その後、その土地建物で別の事業を経営する場合は土地建物という資産の購入に過ぎず、M&Aではありません。
これに対して、ある店舗と土地を購入して、その店舗に存在する備品(モノ)やそこで働く従業員(ヒト)がカネを生み出すプロセスを一体としてその後利用する場合には、事業の売買でありM&Aとなります。



